このページでは酒にまつわる話や、いろんなエピソードなど書き綴っていきたいと思います。
     

 VOL26:「日本で最も美しい村」に認められた「喜界島」 (H21.12.17)

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NPO法人「日本で最も美しい村」連合とは
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 「日本で最も美しい村」連合とは、「フランスで最も美しい村」活動をお手本に、小さくても美しい景観、環境、文化を持つ農山村が、自らの町や村に誇りを持って自立し、将来にわたって美しい地域であり続けるのをお手伝いしようという活動です。現在、このような地域文化の活性化は世界的なムーブメントになっています。

喜界島が「日本で最も美しい村」として認められました
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 平成21年月10月6日、山形県大蔵村で開催された「日本で最も美しい村」連合年次総会で「喜界島」が「日本で最も美しい村」に承認されました。今まで「北海道 美瑛町」「岐阜県 白川村」「熊本県 南小国町」など18地域だったものが、今回の総会で新たに15地域加えられ、全国で合計33地域となりました。この活動への加入条件として、「美しい自然」だけでは決して選考対象にならないという点です。素晴らしい自然に「人知」が加わり、人々の生活の営みにより作られた景観を有し、それを維持していなければいけないのです。喜界島は娯楽施設や大型ホテル建設などの観光開発を行っていません。環境開発を行わず、自然をいかした島おこしこそが日本の食の見直しや自給率アップへとつながり、今後の離島復興につながると考えているからです。今回の「日本で最も美しい村」連合への参加登録がそれら活動の足がかりになる事を期待しているのです。
登録にあたっての主なチェック項目
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 平成20年の秋、「日本で最も美しい村」連合への申請が喜界町から提出されました。
それから約3ヶ月、4名の審査委員が島を訪問し、加藤町長からの聞き取り調査や下記項目のチェックが行われました。

@ 景観・環境・文化などの地域資源があるか。
A その地域資源を活かす活動があるか。
B この基本基準を基に立候補した自冶体及びリーダーの意思と対応力があるか。
C 島の基幹産業である「サトウキビ栽培」の実態と有機サトウキビ畑の視察。
D 毎年2mmづつ隆起している珊瑚で出来上がった島の状況視察。
E 地下水を安定して貯蔵するための地下ダムの視察。
F 島の保護蝶「オオゴマダラ」の生息の実態把握、それを保護するための工事工法視察。
G 喜界島の景観視察(隆起珊瑚の台地「百之台」、阿伝の珊瑚の石垣群、城久遺跡群等)


喜界島が目指すもの
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 今回は15の地域が新たに承認されましたが、地域の評価がA B Cとランク付けされていて、喜界島は2地域しかなかったAランクの一つに評価されたことは素晴らしいと思います。「日本で最も美しい村」として認定された喜界島の魅力を広くアピールすることにより、「オーガニック(有機栽培)アイランド」としての産業を確立し、島民が安心して暮らしていける島になればいいなと考えています。


喜界島酒造は「日本で最も美しい村」連合の
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 NPO法人「日本で最も美しい村」連合のHPはこちら 
    (URL)http://www.utsukushii-mura.jp/
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