【注意】喜界島酒造では製造しておりません。
◆ 文化庁は3月5日、地域に根付く食文化をPR する「100年フードに」石狩鍋(北海道)や、牡蛎の土手鍋(広島県)など26都道府県の50件を認定した。郷土料理やB級グルメが対象で、認定は3回目。
今回、奄美黒糖焼酎も認定されました。
◆ 令和5年11月中旬、中国国内における県産焼酎の販売促進と消費拡大を図るため、鹿児島県は中国にある鹿児島県本格焼酎販売応援店9店舗と焼酎フェアを開催しました。中国の若者(20代~40代)は飲食中は会話やスマホのSNSを楽しみ、焼酎の追加注文をしない傾向にあるため、1、2杯目に焼酎を注文してもらう為、ソーダ割りを「焼酎ハイボール」として提供しました。飲んだ感想は香りが爽やかで飲みやすいと、まずまずのコメントをいただいたようです。 |
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(其之32)
【日本人のアルコール分解酵素 その2】
不活性型のD型を持つDD型、またはDN型があるのは、日本人や中国人など極東アジアの黄色人種の一部の特徴であり、それ以外の世界の人々はほとんどがNN型で、より強いアルコール耐性を持っています。これは酒に強い弱いを遺伝的に決めるもので、つまりNN型は「酒豪遺伝子」という事ができます。これについて日本国内で追跡調査したところ、東北、九州でNN型の比率が80%以上あるのに対し、中国、近畿、中部地方では75%未満と、やや少ない調査結果が得られました。このことから南方系で日本先住民族と言われる縄文人は酒に強く、渡来民族系の弥生人の末裔ほど酒に弱い傾向があったのではないかと推測できます。お酒の先進地的存在である京都に近いほど酒に弱く、それ以外の辺境の地域が酒に強いとは意外ですが、神話の鉄板ネタである酒に酔わせて征伐するという話は、酒に強い者を得意の酒で打ち負かすという、やや皮肉めいた事を示しているのかもしれません。 |
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